腕時計の基礎知識 - 腕時計の機能について
時間:2025-04-21 14:55
カレンダー機能

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カレンダー機能は主に3種類あります。
● 日付表示が可能なカレンダー機能
これは文字盤上で日付のみが表示するカレンダー機能です。
● 日付・曜日のカレンダー機能
日付表示に日~土までの曜日表示がついたものです。
● フルオートカレンダー
デジタル時計でカレンダーの自動調整を行ってくれるものです。
・ 通常日付は31日までに設定をされています。そのため、2.4.6.9.11月の30日どまりの月初めにアナログ式は調整をしなければなりません。
クロノグラフ機能

・ クロノグラフとは、時間を計測する機能のことをさし、平たく言うとストップウォッチ機能のことをいいます。
・ 通常の時刻表示機能に加え2つのプッシュボタンで、スタート・ストップ・リスタート・リセットが出来る機構を備える。通常は文字盤の中に計測した時間の累計を表示する積算計を備えている。
クロノグラフ機能は主に3種類あります。
● スプリットセコンドクロノグラフ
ラップタイム(A地点からB地点への経過時間)が計測できるクロノグラフ。クロノグラフ針・スプリットセコンド針の2本が計測針として備えられている。計測を開始すると2本の針が同時に動きだし、ストップさせるとストップさせるとスプリットセコンド針が単体で停止する。再度開始するとスプリットセコンド針が瞬時にクロノグラフ針に追いつき、再び計測を開始する仕組み。これを繰り返し何度でも動作させる事が出来る。別名ラトラパンテともいわれる。
● フライバッククロノグラフ
クロノグラフ作動中にリセットボタンを押すと計測がリセットされ0から再計測を始める機能。連続して計測する場合に便利。"フライバック"という名称はリセットを押した際"飛ぶように"針が戻る為。正式名称はリスターティング・フライバックという。
● カウントダウンタイマー
主にヨット競技専用モデルに多い機能。競技のスタート時間を知らせる為大きな窓の色を時間経過とともに変えるなどし時間を知らせる。主なモデルにはオメガのアプネアやロレックスのヨットマスターIIなどがある。
GMT 機能【2タイム表示】

・ 一般的にGMTと言えばグリニッジ標準時(グリニッジ・ミーン・タイム)を意味するが、時計業界では、通常の時間表示と24時間表記のあるベゼルにより、任意に2か国以上の時刻を同時に知ることが出来る機能を指す。
ムーンフェイズ

・ 月齢を表示する機能。文字盤の月が描かれた円盤がひと月の間で半回転し、その時の月の形状を表示する。
トゥールビヨン

・ トゥールビヨンは、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する機構ないしそれを採用した時計、および特にその中心部であるそのような脱進機のことである。
・ 部品の点数が増える、各部品を極めて軽くかつ高精度に作らなければならない、微妙な調整が必要で組み立てに高度な技術を要求される、1本製作するのに長い時間がかかるなどの理由で、トゥールビヨンは非常に高額であった。そのため長らく、パーペチュアル・カレンダー、ミニッツ・リピーター等と並ぶ最高級機械式時計の代名詞のひとつとなっていた。